飛騨金山の旅~筋骨巡り~
バスで世界遺産巡りをした翌日、帰京がてらに立ち寄ったのが飛騨金山。
飛騨金山から特急「ひだ」に乗り、1時間弱の飛騨金山駅に降り立ちました。
現在は温泉で有名な下呂市に組み込まれてますが、もともとは金山町という独立した町でした。
駅名に「飛騨」を冠していますが、金山町自体はもともとは美濃国に属しており、飛騨川と馬瀬川によって飛騨国と美濃国に分かれ、飛騨国側に駅があることで「飛騨金山」という駅名になっています。
金山町全域が飛騨国側に組み込まれたのは駅開業後の昭和30年です。
なお、飛騨国と美濃国が国境を巡って争った地でもあり、その名残とされる場所も残っています。
さて、飛騨金山は飛騨街道の宿場町として栄え、街道沿いにも往時の繁栄の名残りを思わせる街並みが残っていますが、一方で街道から外れるとを味のある細い路地が見られます。
その細い路地、人間の体の筋(すじ)と骨(ほね)のように複雑に絡み合うように迷路状になっていることから、飛騨地方では「筋骨(きんこつ)」と呼ばれています。
昭和40年代、馬瀬川上流に岩屋ダム建設にともない、金山町は賑わいを見せ、駅前から街道沿いにわたって商店が立ち並び、現在も当時のままの店構えが多くみられます。
同時に、筋骨と呼ばれる路地も昭和時代の映画のセットのような風景を見せています。
ガチな昭和レトロの街並みなので、フィルムカメラが合う街でもあります。
現在、飛騨金山では「筋骨巡り」と呼ばれる路地裏探検を前面に売り物にしていますが、平日は観光客の姿がなく、人通りが少ないので、普段の路地風景をそのまま感じることができます。
実際に人と出会った場面はほとんどなく、出会ったのも観光客は見られず地元住民ぐらいでした。
そもそも「筋骨」と呼ばれる路地も、普段は地元住民が通る生活のための道ですからね。
使用カメラ:LomoApparat
使用フィルム:Lomography Color Negative 35mm Film ISO 800(使用期限2024.01)




手前が馬瀬川、向こうが飛騨川、川の色が違うのが分かる。
























